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ねいるりんぐ・やっほー

ネイル全般。たまに余談あり。Instagramやってます。アカウント@rumiko_rm 気が向いたらフォローしてくださいませ。

金田一耕助シリーズ

ブログ

もう、タイトルでネイルの話をする気配が全くない。

※今日はネイルの話じゃないので、ご興味ある方は読み進めて頂ければ幸いです。
(長文です。)







金田一耕助シリーズ。
最近、ハマってまして。
一応補足しておきますと、
石坂浩二さん版の映画・金田一耕助シリーズに限ります。
※(1976年〜1979年までの5作品)

ちなみに、石坂浩二さんのファンではありません。
石坂浩二さんが演じている金田一耕助が好きなだけです。
あと、このシリーズの監督を務めた市川崑さん。
この方が撮ったから、という理由もあります。
なんかもう、金田一が好きなのか市川崑監督作品が好きなのか、わからなくなってきてますが、
つまりはどちらも偉大であって、このタッグを二度と観る事は出来ない。
そういうことにしておきます。


熱烈な金田一ファン…というほどでもないですが、思えば、結構昔からミステリー小説を読んだり、ドラマも見てました。
母が元々ミステリー好きで、特に海外もの、アガサ・クリスティ原作「ミス・マープル」シリーズや、「名探偵ポワロ」なんかは、未だに再放送があれば見てしまう人で、私もついつい、一緒に見ちゃうっていう。
それで隣で見てる母にあっさり犯人を言われて毎回不機嫌になるというオチ。

初めて金田一耕助を見たのは、古谷一行さん版の金田一だった気がする。
ドラマ版ですね。

当時は、ただひたすらに金田一耕助の淀みない推理をなぞりながら見るという感じで、謎解きプラス、結局犯人が誰なんだという事にしか興味がなかったですが、
時間が経った今、改めてシリーズを見てると、複雑に絡み合う人間模様然り、事件の背景(※戦後間もない時代の閉塞感等)にも注目して見るようになりました。

話の内容によっては、悲しい過去を背負っていた犯人にさえ共感を抱いてしまいます。
※もちろん、犯人がした事は許されない。

金田一シリーズの魅力。
人間の業に触れる部分が大きく描かれているところでしょうか。
トリックと伏線はさておき、つくづく人間は弱い生き物だという事を教えてくれる。

石坂浩二さん版の映画は、およそ8年ほど前に地上波で放送していたのを見たことがあります。
最初に見たのは有名な「犬神家の一族」。
遺産相続をめぐる犬神家に起きた凄惨な殺人事件と、そこに隠されたトリック。
特に惨殺の描写は完全にホラーの領域。
復員してきた犬神佐清(スケキヨ)のマスク然り、そのマスクを取り外したシーンは一度見たら忘れられない強烈なインパクトを残してるんですが、怖いとわかっていても、たまに見たくなるワタクシであります。

でも残念なことに、今は放映権料の問題で、地上波放送ではお目にかかれる機会が全くありません。
たまに、BSで金田一の映画が放送されることがあるみたいですが、多分この先もないと思う。
なので、先月、思い切ってシリーズで販売されているDVDを遂に買ってしまった訳です。

写真にあるのは5作品中、4作品。
この時まだ、最後の一枚だけ買ってませんでしたが、
7月31日に「獄門島」が届いたんです。

…でもね、それが偶然にしてはちょっと、自分でもどうなんだろうと思うところがあるんですが、
この、金田一耕助シリーズ全作品に出演されていた俳優の加藤武さんが、31日にお亡くなりになったんです。

翌日のニュースで、訃報を知りました。
いつかまた、「よし!わかった!」の名ゼリフを聞く機会があれば良いな、と
思ってた矢先の出来事だったんで、
残念で仕方ありません。

なにも、「獄門島」が届いたその日にお亡くなりになったなんて、
…これは偶然でしょうか。

ご冥福をお祈りするとともに、素晴らしい作品を残して下さって、ありがとうございました。
…その気持ちが届きますように。